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2012年1月10日 (火)

「日本百の海物語」第一弾 プチお出かけ南紀 前篇

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今年の新ブログ企画「日本百の海物語」第一弾として昨年の10月末に出かけた南紀ダイビングプチお出かけ物語前篇を書き下ろしします。
写真イッパイ付き。

隊員はカミさんの美由紀隊員と愛犬ミューズ隊員の計3名。
伊豆の基地からハイマーモーターホームで出発、沼津から東名高速を一路西へと向かいました。
何しろこんな大型の車両、運転できるのは私一人なので、疲れたらすぐ休憩、安全第一・スケジュール無しの気まま旅。

第一夜は東名高速岡崎ジャンクションから伊勢湾岸道に入り、刈谷ハイウェイオアシスに入り車中泊。

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オアシス内にある天然温泉「かきつばた」でこわばった筋肉をほぐし、ハイマー後部にある2m×2mの大型ベッドで3人川の字で熟睡。

翌日は伊勢湾岸道から新名神高速、名神高速、近畿自動車道、を乗り継ぎ阪和自動車道の紀の川SAでもう一泊。このSAは和歌山市の美しい夜景が見通せる、お気に入りの車中泊ポイント。

翌朝さらに南下し湯浅ICで高速を降り、白崎海洋公園に向かった。
この辺りの海は、今から20年以上前、三菱重工が作った納品前の「しんかい6500」がテスト潜水をする様子を記録映画用に水中撮影するため訪れて以来2回目の訪問だ。

細い山道を抜け、やっと海岸線に辿り着いた。結構に山深い地形だ。
白崎はその名の通り真っ白な石灰岩の切り立った海岸。

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その昔、セメント用の採石場だった場所に作られた不思議なダイビングスポットだ。
周囲の展望台から見下ろすと、まるで円形劇場のように見える。

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突然の訪問に優しく応じてくれたスタッフ原田君のガイドで北側と南側の2ポイントを案内してもらう。

残念ながら前日、強い北風が吹き、北側の海岸はまだ水の汚れが治まっていない状態。
透明度4~5mの海底ではこれと言った撮影はなかったが、風陰の南側はかなり面白かった。

まず最初に目に入ってきたのはカサゴ。
この時期がカサゴの繁殖期である関係か、水深6~10mの海底にある大きな転石のそこここには必ずカサゴが鎮座していた。
気のせいかもしれないが、着底しているだけでなく、浮き袋の浮力を使って体を縦位置に浮かせ、中性浮力で立ち泳ぎ状態のカサゴを多数見かけた。
伊豆の海でも、昔はこの立ち泳ぎカサゴを沢山見かけたような気がするが、最近はほとんど見かけなくなった。僕のカン違いかな…。

もう一つカサゴの話題。
伊豆に棲むカサゴ、東伊豆で見かけるカサゴは体色が色濃く、色彩も赤味が強いが、西伊豆で見かけるカサゴは白っぽく、体色が薄い気がする。
口の悪い連中は西伊豆のブスカサゴなどと呼んでいる。

この白崎の海底では西伊豆タイプのカサゴを見かけていたが、ふと岩陰を覗くと色濃い東伊豆タイプのカサゴと西伊豆タイプが同居していた。

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これはどういう意味…魚類学者たち。

ダイビング終了間際の浅場でクロアナゴを発見。
なんと、釣り針に掛かっており、苦し紛れに暴れていた。
早速、針を外してやろうと近づいたら、素早くスタッフの今井君が捕まえ、針を外し、逃がしてしまった。

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助けたクロアナゴに感謝され、竜宮城に招待してもらおう作戦失敗。

ダイビング終了後、この海で見られる魚たちの話を聞こうと、お茶を飲みながらガイドの原田君に話を聞いていると、最近撮影した名前の判らない魚のプリント写真を見せてくれた。

体長6~7cmの尾びれが円形の魚…、あとで調べてみると、どうやらサビクダリボウズギスモドキという珍魚のようだ。
おいおいおい!そんな魚まで現れるのかよ…この海は。

たった1日のダイビングであったが、白崎海岸のエーゲ海のような風景、紀伊水道を出入りする豊富な海洋生物相等々、今後も要注意な海のリストに登録。

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