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2011年9月16日 (金)

北極水中生物シリーズ8 イッカク  

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過去3回の北極取材、幻のクジラと呼ばれる

「イッカク」の撮影が目的だった。

イッカクはハクジラの仲間、大きいもので

体長6m以上(タスクを除く)。

6月~7月にかけ、カナダ領北極バッフィン島北部

に餌のポーラーコッドを求めてやってくる。

氷で閉ざされたフィヨルドの入り口で待ち構え、

白夜で照らし出された氷原が溶けはじめると、

奥にできた氷の割れ目めざし泳ぎ込んでくるのだ。

イッカクの雄はタスクと呼ばれる左上顎部から

頭部を突き破って飛び出した角状の牙が有名。

ちょっと見、串の刺さったフランクフルトソーセージ

のような外見、摩訶不思議な生物だ。

ヘリコプターで空撮を試みたり、氷原の割れ目で

待ち構えたり…いろいろ思い出の多い生き物だ。

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一番苦労したのは、餌を食べ終えた後、オス同士

が一か所に集まり、水面上にそれぞれのタスクを

持ち上げ、比べ合うような行動をとるシーン。

この生態をクロスタスクと呼ぶ。

グッスリと眠り込んでいた早朝3時ごろ、イヌイット

から知らせを貰い、ネボケマナコで撮影に行った

記憶がある。

現場についてカメラを構えたら、さすがに寒さで目

が醒めた。

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コメント

う~ん、カッコいいですね!

クロスタスクって
なんだか三銃士のが剣を掲げて
クロスさせるポーズに見えます!

ALL FOR ONE
ONE FOR ALL

ん~、カッコいい!!

投稿: しんたろう | 2011年9月17日 (土) 21時46分

しんたろうさん、コメントありがとう。
剣を合せてエイッエイッオーてな感じですが、実際は俺の方がデカイゼェーと言う処らしいです。

投稿: ヒゲアザラシ | 2011年9月17日 (土) 22時16分

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