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2010年4月22日 (木)

アユカワウミコチョウ

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能登島の海底で、ガイドをしてくれた須原さんが

指さす生物…。

海底から1mほどの所に浮いている物体、大きさ5mm。

己の老眼を顧みもせず、レンズを向けると、

オートフォーカスのモーターが唸りを上げて苦しんでいる。

「グゥィィーーン、クゥィィーン!」悲しげに悶える

マクロレンズに鞭を打ち、未確認不明物体に肉薄。

一瞬、物がはっきり見えた隙にシャッターを切った。

ご覧ください、アユカワウミコチョウ。

ゴマ粒ほどの生物がマンタのように羽ばたき泳ぐ姿が

映っていた。

最新のオートフォーカステクノロジーに乾杯!

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2010年4月14日 (水)

オワンクラゲ

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能登島でオワンクラゲに出合った。

このクラゲは2008年にノーベル化学賞を受賞した

下村 脩博士が発光生物の研究テーマとして選ん

だ生物。

オワンクラゲから緑色蛍光タンパクを見つけ出した

功績で受賞されたそうだ。

先生の受賞以来、オワンクラゲはスッカリ有名に

なってしまい、私の所にも写真がないかと

問い合わせがあったのを憶えている。

ありがとう!下村先生

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2010年4月13日 (火)

立山連峰

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能登島東岸にある松島海岸から沖を見ていたら、

そのむこうに立山連峰が見えはじめた。

最初、春霞の中、季節はずれの入道雲かと

思っていたものは山頂部分の雪だった。

風が春霞を飛ばしたのか、じょじょにその全容を

現し始めた立山連峰は屏風絵のように目前に

ひろがった。

美しい!何という豪快な景色!

あちら側では、登山家たちが、能登島を見下ろし

ているのだろうか…?

しばらく、富山湾のつくり出した「だまし絵」に

見とれた。

正直な話、能登島の沖合には佐渡島辺りが

見えるのではないかと思っていた。

方向音痴の私だ。

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2010年4月11日 (日)

ミナミハンドウイルカ

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能登島北部にミナミハンドウイルカが5匹棲んで

いる。

7年程前に確認され、以後ずっと場所を変えずに

棲みついているようだ。

生息域の海の透明度がイマイチなのが難だが、

イルカたちは人なつっこい。

ちょっと小さめのイルカは数年前に産まれた

子供で、お母さんの横にピッタリとついて泳いで

いる。

水深5m~10mのアマモが生える内湾の海底で

ダイナミックに泳ぐイルカに出合うのは新鮮な喜

びだ。

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2010年4月10日 (土)

能登島海底庭園

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4月6日から石川県の能登島に来ている。

まだちょっと寒い能登島の春の海を潜っている。

昨年秋に訪れた時、あまりの美しさに、息をのんだ

松島周辺の海藻庭園を春のシーズンに覗いてみた。

ウッ、冷たい…水温9℃、ドライスーツに身を包み、

平均水深3m程の庭園を散策する。

射し込む陽光がキラキラと揺れ動き、壮大な

オーケストラの中を自由気ままに飛び回っている

ようで心地よい。

水温が低い為か、魚たちの姿を時々しか見かけ

ない。

しかし、大きく立ち上がったホンダワラ類の間に

顔を突っ込むと、メバルやクジメ等々の魚たちが

ビックリした顔をしているのに出合う。

海の生き物たちの揺り篭、海藻庭園でジッと

春を待つ魚たちだ。

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2010年4月 5日 (月)

ヒロウミウシ

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いったいどうやって2匹は出合えたのだろう?

葉山の海藻の森で5mmほどのヒロウミウシ2匹を

見つけ、考え込んでしまった。

鮮やかなピンクの突起に混じって2本のエラが

角のように見える。

この角がある方が前方。

2匹が出合えたのは、匂いなのか…、音なのか…。

人間は海の生き物のことを殆ど知らない。

特に、食用にもならない、小さな生き物の事は知る

よしもない。

「一寸の虫が発する五分の魂」に耳を傾けるのは、

水の中に潜る手段を手に入れた、我々ダイバーに

科せられた使命なのだ!! と思う。

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2010年4月 4日 (日)

葉山の海

千葉からの帰り道,ちょっと寄り道をして葉山・長者ガ崎

に寄った。

3~4才の頃、親戚一同の子供たちと葉山の知り合い

にあずけられ、海三昧の日々を過ごした、懐かしい所だ。

ダイビングをするようになってからは、対岸の伊豆半島

で潜ることが多く、密漁者が多い三浦半島とは縁遠く

なっていた。

そんな、「灯台もと暗し」的な葉山の海に、水中写真

大好き、海の生き物大好きのダイビング・サービスが

できたと聞き、訪ねてみた。

潜る場所は葉山御用邸の近く、芝崎海岸。

地元のダイブショップ「ナナ」の佐藤 輝さんにガイドを

頼み、沖合の岩礁周辺に潜った。

海底は予想以上に濃密な海藻林に覆われていた。

海藻天国という感じ。

ホンダワラ、アカモク、オオバモク、アラメ、カジメ、

ワカメ、テングサ、アオサノリ等々、まるで熱帯の

ジャングルに分け入り、絡まる植物を掻き分け、

掻き分け、探検しているような面白い海底だ。

魚類も、今人気のダンゴウオをはじめ、伊豆で

お馴染みの魚たち、プラス、深場からの湧昇流に

育まれる、寒流よりの魚たちが、ちらほら見かけ

られると言う生物相のようだ。

これからこの湘南の海で、どんな発見が成される

のか、楽しみだ。

北風が強く吹く3月末の早朝、愛犬ミューズに

起こされ,長者ガ崎の高台に出てみると、相模湾

の対岸は真っ白な雪景色に変わっていた。

正面にそびえる富士山も裾の部分まで雪を

かぶり冬装束。

南の方を見渡すと、伊豆高原の我が家近くにある

大室山や大島の三原山の頂上も真っ白に輝いて

見えた。

相模湾、そして、それに連なる相模灘を一望にし、

この海の自然の美しさに寒さも忘れた。

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2010年4月 3日 (土)

成田さん兄弟と

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房総半島、州崎灯台近くにあるダイビングサー

ビス・シークロップへ行った。

目的はシークロップのボス・成田さんに会う為。

運良く成田さんのお兄さんもいた。

お兄さんは、僕が学生時代、アルバイトで作業

ダイバーとしてコンビナートの港湾を潜っている

時出合い、いろいろ親切にして貰った、ダイビング

の大先輩だ。

この兄弟、傍にいると、何とも癒される。

話も笑顔も佇まいも…全てが周りにいる人間を

ホッとさせるオーラを出している。

あの、ジャック・マイヨールも日本にいる時は

成田さんの家に居候を決め込み、世話をかけて

いた。

きっとこの癒しのオーラが心地良すぎたのだろう。

久しぶりにお茶を飲みながら、遠くに去っていった

人達の思い出話をした。

ついでと言ってはなんだが、坂田(バンダと読む)

の港を潜らせて貰った。

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港の岩壁から、海に滑り込むと、ホンダワラの

生い茂る海底にハタンポの群れがいた。

ツマグロハタンポかな?

春濁りの海底を、祭りの御輿のように練り泳いでいた。

元気が出てきたぞ!

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