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2009年4月30日 (木)

トコブシ漁

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四国・柏島の海でトコブシ漁の撮影をした。

島のトコブシ漁師、増田さんと一緒に素潜りを

始めると、息が上がって、溺れそうになった。

マジで苦しく、カメラを捨てようかと思った程だ。

心臓病以来、素潜りは無理と言う事が、

身にしみて判らされた感じだ。

急いで、スクーバを着け、漁の撮影再開。

増田さん、当年とって57歳。

一抱えもあるような岩を片手でヒックラ返し、

トコブシをバシバシ手掴みする。

夕方、漁が終わった後、トコブシを分けて

貰った。

トコブシ50個近くを入れた炊き込みご飯は、

漁撮影の疲れを吹き飛ばす程、

美味しかったよ。

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2009年4月29日 (水)

オコゼカジカ

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オコゼと言えば全日本ブスな魚のチャンピオン、

カジカと言えば、同じく寒流の海の鬼瓦面代表格。

そのオコゼとカジカがくっついた名前の魚がオコゼカジカ。

脅しは充分。

出合う前に、パニックを起こしそうな名前だが、幼魚のうちは、

ご覧のように可愛い奴だ。

宮城県志津川の海で出合った。

体長2センチ程で半透明の身体をくねらせ、海藻の中に

隠れている。

残念な事に、オコゼカジカの成魚に出合った事がないので、

どんなお父さん、お母さんなのか見当が付かないが、

出合える日まで、あれやこれやと想像するのも魚たちと

つきあう楽しみの1つだ。

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2009年4月28日 (火)

カミクラゲ

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女川・石浜の海底でカミクラゲを見かけた。 髪の毛いっぱい、羨ましい…。 冗談はさておき、寒流の海ではおなじみのカミクラゲ、 触手を拡げて、何処に向かうともなく漂い、泳いでいた。 その姿は、ちょっと獅子舞みたい。 水温8℃の寒さに縮こまる心をやんわりと癒してくれた。

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2009年4月27日 (月)

モウカ

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モウカとは東北地方で漁獲されるネズミザメの

地方名。

モウカ漁で有名な気仙沼の市場を見学させて

貰った。

市場一面に並べられた全長1.5m~2mほどの

ネズミザメ。

全身血まみれのサメがズラーッと並ぶその光景

は緊張感が溢れている。

ネズミザメは、小型だが、非常に獰猛で、姿も、

]あの人食いザメとして有名なホホジロザメに

似ている。

海で出合ったら、我々ダイバーも危ない仲間で

ある。

20年程前、カナダのバンクーバー島北部の海で、

このネズミザメに異常接近されたことが有る。

お腹の黒い斑点が特徴で、カナダでは

Salmon Shark と呼ばれていた。

ストロボ光に驚いて、逃げていってくれたので事なき

を得たが、思い出深いサメだ。

市場ではフカのヒレを採取し、他の部分は擂り身等

のカマボコ材料で使われるそうだ。

サメの心臓は「モウカの星」と呼ばれ、酢味噌を

つけて刺身で食べる。食べてみたが、臭みもなく、

歯切れの良い刺身であった。

血まみれの市場を見渡すと、地球上で一番獰猛な

生物は、我々人間である事が良く判る。

一見の価値有り。

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2009年4月26日 (日)

イサダ

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東北を巡る旅の途中で大船渡港の市場を見学させて貰った。

朝の市場は青や黄色のヨゴダ(プラスチック篭)に入った

薄桃色小さなアミばかり。

東北地方ではイサダと呼ばれるツノナシオキアミだ。

全長約1センチ、豊かな親潮の植物プランクトンを餌に育った

動物プランクトンの頂点にいるこの仲間は、サンマなど寒流の

魚達の餌になるだけでなく、勢い余って大群で水面に泳ぎ

上がり、人間にトロール網などで漁獲されているのだ。

市場では、大変な量のイサダがヨゴダに入り、競りにか

かっていた。

漁獲の多くはギンザケやハマチの養殖用餌になる。

子供の頃、ご飯に振りかけて食べたアミの佃煮が思い出

され、市場の人にねだって、一掬いイサダを分けて貰った。

キャンパーに返り、醤油・味醂・砂糖で煮詰めたイサダの

佃煮は…懐かしく、しみじみと旨い、ノスタルジックな

味がした。

ご飯2杯いきました、ハイ!

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2009年4月25日 (土)

女川ダンゴウオ

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志津川の後、旅は続いて女川の海。

またまた、ダンゴウオを見つけた。

今度は女川・石浜の主、バックロールの

渡辺信次さんの案内だ。

渡辺さんは僕と3歳違い、還暦前後のオールド

ダイバー同士である。

でも、体型はスラッとしていて、悔しい事この上ない。

「老眼」の方は、寄る年波で同程度だが、

ダイブマスクの上にプラスチックの庇を付け、

クローズアップルーペレンズが畳み込まれている

必殺マスクを装着して登場。

備えあれば憂いなし…、次から次へと北の海の

多士済々を見せてくれた。

そして、再びダンゴウオ登場。繁殖期の特徴として、

雄の背びれが大きく伸び、強そうな姿が

格好いいぞ、雄ダンゴ!

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2009年4月24日 (金)

志津川ダンゴウオ

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BS-TBSで毎週月曜日、夜7時~8時放送の

キャンピングカー全国津々浦々潜り旅番組「海の細道」

の取材で宮城県の志津川に潜りに行ってきた。

寒流「親潮」によって育まれた志津川の海は海藻の

生い茂る森のよう。でも、その葉陰や岩陰をねちっこく

探すと、可愛い北の海の妖精達が見つかる。

体長3センチの「ダンゴウオ」、可愛い奴だ。

でも、こんなに小さな奴は老眼の我が目では発見不能。

地元の魚を見事な写真でフィーチャーする

写真家・佐藤長明の案内で次々と個性豊かな奴らを

案内して貰った。

お店に飾ってある佐藤君の写真を研究し、「ダンゴウオ」

を可愛く撮るにはローアングルが絶対条件と納得。

さっそく海で試してみるが、お腹がつっかえて、簡単には

ローアングルに入れない。

「老眼」「出っ腹」の二重苦を乗り越えて撮影したのが

この写真。

雄のとんがった背びれがゲームキャラのスライムみたいに

見える水滴型ダンゴ。

このアングルが一番可愛いね。

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2009年4月23日 (木)

須崎のキンメダイ

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下田・須崎漁港でキンメダイの水揚げを見た。

港に入ってくる一本釣り漁船から次々に荷下ろしされる

キンメダイ。

マーケットでは久しく見かけなくなった大型のキンメダイだ。

写真のキンメダイは4キロ、市場でも大型は超高値が

付いていた。

乱獲で漁獲高が激減したと伝え聞いていたキンメダイ。

まだまだ須崎の漁師さん達は伝統的な釣り漁を続け、

漁場を守っている事を知った。

それにしても、キンメダイが市場に並べられると、

周囲の雰囲気がパッと華やかになった。

キンメダイは、居るだけで人々の心を明るくする、

すばらしい魚だね。

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2009年4月22日 (水)

下田のヒジキ

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須崎、九十浜(クジュッパマと読む)の波打ち際に

ヒジキが沢山生えていた。

潜ったのは4月初旬、爽やかに晴れ渡った昼下がり。

カメラを構えてヒジキの群落に近づくと、小さな

ウネリ波にユックリと揺れていた。

ヒジキはホンダワラ科の海藻。

水面下30センチで、強い日光を浴び、幸せそうに身

をくねらせる。

海藻の専門家に聞くところによると、下田のヒジキは

大きく、全国のヒジキの中でも高級品として知られて

いるそうだ。

間もなく、解禁となり、海女さん達に刈り取られ、

茹でたり、蒸したりした後、天日干しされ、見事な黒い

干しヒジキとなって食卓に供される。

若かりし頃、オフクロの煮付けたヒジキの五目煮を

ワシワシとむさぼり食べたのを思い出した。

口に頬張ると、太陽と磯の匂いがした。

100年後、200年後にも、海藻が元気でいれる海が

続いて欲しいね。

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2009年4月14日 (火)

大瀬祭り

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4月4日朝、初めて大瀬祭りを見に行った。

駿河湾のおもだった漁港からやって来た満艦飾

に飾り付けた漁船が大瀬神社に参る。

大瀬神社は海の神様だ。

湾内の桟橋にもやうと、若衆達が捧げ物の鯛など

を手に神社に参る。その姿は白塗りの女装…。

なんだか大学の学園祭みたいだ。

しかし、みな真剣。

今年の海上安全、大漁満足を願い、華やかな

大瀬祭りが繰り広げられた。

面白かったぜ。

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2009年4月13日 (月)

カジメの森

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初めて、下田須崎の九十浜に潜った。

カジメの森がとても綺麗だった。

カジメの森は河津の菖蒲沢が日本で一番綺麗だ

と信じてきたが、ここ九十浜のカジメ海底林も

負けず劣らず、素晴らしい光景が広がっていた。

ユックリとしたウネリに揺れるカジメの森…

たなびく葉、しなう茎、射し込む陽光。

須崎御用邸を望む九十浜の海底には光が溢れて

いた。

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2009年4月 8日 (水)

メンダコ

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僕メンダコ、駿河湾の深いところ、水深500m位

の所にいたんだ。

そしたら、急に網に掬われ、水面まで引っ張り上

げられちゃったの。

他のエビさんや魚さん達と揉みくちゃになってたら、

僕だけバケツに入れられ、大瀬崎に連れてこられ

たの。

そして、すごく太った水中カメラマンに、又、海中に

連れて行って貰い、海底で写真を撮って貰ったの。

すごく疲れちゃったから、もう寝るけど、

みんな僕の姿、憶えておいてね。

深い海底では結構もてていたんだよ。

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