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2008年10月31日 (金)

フレンドリー

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海の中で魚に近づくのは難しい。ソーッと近づいても、魚たちは敏感

に接近を感じ取り、スッと逃げてしまう。

手練手管を使い、何とか撮影可能距離まで寄って撮影している

私である。

ところが、「もうチョット、向こうに行って!」と頼みたくなる程、

近寄ってくる魚たちもいる。餌付いている魚たちだ。

ダイバーたちから時々餌をもらい、人間に警戒心を持たなくなった

フレンドリーな魚たちは、時として、うるさい程近づいてくる。

餌付く魚は食用にならない小魚が多いが、佐渡の「弁慶」みたいな

大型魚も警戒心を解く場合もある。

写真は知床・宇登呂の海底で出会ったクロガシラガレイ。

誰かが餌付けたらしく「くれ!くれくれくれ!!!」と餌を求め、

まとわり付いてきた。

クロガシラガレイは北海の美味、グルメに気付かれたら、一巻の

終わりである。

「君、知らないかもしれないけど、君は美味しいんだよ!早く砂地に

隠れなさい。」と忠告しておいた。

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2008年10月30日 (木)

ロールキャベツ

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やった!寒い日はロールキャベツにかぎる!

フムフム…モグモグ…キャベツがとろけるゥ~、ドミグラスソースが染み込むゥ~! 

アー美味しかった。

皆さん、私は毎日こんなものを食べている訳じゃないですよ。

たまです、たま。さぁ!働かねば!

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2008年10月29日 (水)

天城の鹿

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しばらく水中のお話が続いたので、陸上のお話でいきます。

エー、お題は「天城の鹿」。伊豆半島の中央にそびえる天城山、その森には野生の鹿が沢山棲んでいる。

先日、車で天城の別荘地を走っていたら、鹿の群れに出くわした。最初は道路に一匹の鹿が…、逃げていく方に振り向くと10匹近い鹿の群れが…!皆、慌てるわけでもなく、堂々としている。その辺に生えた草をはみながら、和やかな雰囲気でこちらを見ている。

天城の別荘地内では鹿が木の皮を食べてしまう為、あちこちで白く皮の剥けた、素足のような木を見かける。

「鹿はけしからん!猟友会を呼べ!!」と怒る人々も多いようだが、ここは別荘地、家屋が点在する住居地で猟銃を撃つわけにはいかない。鹿も、それを心得ているようで、安心して別荘ライフを楽しんでいるようだ。

まだ子供の頃、ディズニー映画で「バンビ」と言う鹿の赤ちゃんが主人公のアニメーション映画が公開され、バンビは一躍スターダムにのし上がった。

バンビの母鹿を殺した、憎むべきハンター…、母を失い、孤独なバンビと、それを支えようとする森の仲間たち。

天城山にディズニー映画の世界が展開している。

余計なお世話だが、ディズニーランドでエレクトリックパレードにうつつを抜かしているより、天城で野生の鹿を観察している方が健康じゃないか。

何はともあれ、野生生物と一緒に生きるのが苦手な日本人、上手な共存方法を見つけて欲しいものだ。

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2008年10月28日 (火)

綺麗なバラには…

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新しいレイアウトでパワーアップの「ヒゲアザラシの水中メガネ」、キャッチフレーズは「目指せ毎日更新!」。皆さん、応援よろしくね。

さて、今日のテーマはハナガサクラゲ。夏前の大瀬崎で撮影したものだ。背景のグリーンに濁った海の色が季節を感じさせてくれる。

このクラゲは調べてみると世界中に広く分布しているらしく、ブラジルやアルゼンチンにもいると書いてあった。

ご覧のように、美しい触手が傘から沢山生えている。昔、あまりの美しさに、素手でさわって悶絶しそうなくらい痛い目にあった。

あの美しいギザギザ触手は六本木・赤坂の女よりも危険。「綺麗なバラには刺がある」水中版だ。くわばらくわばら…

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2008年10月27日 (月)

クルマダイ

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先日、大瀬崎で潜った時、撮影した1カット。クルマダイである。

赤が綺麗で、目玉が大きく、可愛いでしょー。
誰だ?キンメダイみたいだから、煮付けにしたら旨そう…なんて言っているのは。
残念でした、こいつは体長7センチ、食べるところ有りません。

8年程前、同じ大瀬崎の湾内で撮影したクルマダイは体長3センチ。
真っ赤な体色を期待して撮影してみたが、真っ黒な色をしていた。
少し大きくならないと色気が出てこないんだね。

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2008年10月24日 (金)

エッグプレディエーション

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7~8年前、インドネシア・バリ島東岸の砂底の海底に潜っていた。透明度はあまり良くなく、3メートル先がやっと見える程。

ミミックオクトパスという、化けダコを探し、海底をパトロールしているとインドアカタチのコロニーがあった。

インドアカタチは日本にも棲んでいる。その姿はタチウオの様に平らで長細く、体色は赤みがかり、頭部は丸い。普段は海底で頭を上に、立つようにしている魚だ。

大きめの奴が1匹と小さめのが3匹、それぞれ縦穴の巣を作り、その側にいた。はじめて見かける魚種なので、記録用に数枚写真を撮ると、急に大きな個体が小さなインドアカタチに近づき、身体を巻き付けるような行動をとった。

「何ィィィーッ!!」どうやら大きいのが雄、小さいのが雌たちのようだ。そしてこの行動は産卵行動である。

油断して、ストロボのスイッチも入っていない2台目のカメラを、あわてて構え準備をする私の目の前で、雄は2匹目の雌と、素早く絡み合い、産卵した。
その時、他の雌たちが産卵している2匹の側に泳ぎ寄る、不思議な行動をしているのに気付いた。

ストロボの向きを決め、
Fストップを決め、フォーカスが取れた瞬間、雄は3匹目の雌と産卵した。
「間に合ったァ~!」水中カメラマン至福の瞬間である。

後で、現像された写真を見てみると、雄雌2匹が絡み合い、卵を絞り出している側で、他の2匹の雌が産み出された卵を食べていた。
エッグプレディエーションという行動である。
海は面白いねー。

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2008年10月22日 (水)

ロクセンヤッコ・ランデブー

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インドネシア・コモド島でのお話。
夕刻、ロクセンヤッコの♂♀がドロップオフのランデブーポイントで出会い、何処で産卵しちゃおうかしら?…とばかりに仲良く2匹で泳いでいるのに出会った。

ロクセンヤッコと言えば、大型のヤッコ類。♂♀2匹が一緒にいれば、産卵行動直前か求愛真っ最中の確率90%である。

人間でも魚でも求愛には時間がかかるのが常。あっちにウロウロ、こっちでウロウロ、人目を忍んで、かえって人目を引くお二人である。
この後、日の暮れた薄暗い海底から、2匹そろって泳ぎ上がり、無事産卵した。

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2008年10月21日 (火)

グリーンランド未踏大岩壁

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昨夜、「
NHKスペシャル」アンコール放送で登山家・山野井泰史・妙子夫妻のグリーンランド岩壁登山の番組を見た。

北極圏の白夜の下、1300メートルもの高さにそびえ立つ大岩壁にとりつき、3週間以上も苦闘を重ね、ついに頂上を極めるお二人の姿に感動した。

山野井泰史さんと言えば、つい最近も奥多摩で熊に襲われ、ケガをしながら、九死に一生を得たニュースを聞いたばかりである。

番組の中でも、夫婦共々つましい生活を続けながら、次にチャレンジする登山の計画を話し合っている日常生活を紹介していた。奥さんが「山に登り続けられるなら、他の事はどうでも良い」と優しい笑顔で話していた。
まだまだ元気で活躍し、素晴らしい探検をものにして貰いたい人達である。

彼らがチャレンジしたグリーンランドのちょうど対岸にあるカナダ領北極・バッフィン島には、私も過去3回イッカククジラの取材で長期滞在した事がある。
その自然は世界一美しく、世界一厳しい処であった。

番組を見て、当時の風景を思い出し、ライブラリーの中にある、名も知れぬ岩壁の写真を見つけた。
フィヨルドを埋め尽くす氷の割れ目を求めて、スノーモビルとカモティック(荷物を載せるソリ)で移動中に見かけた、「天空のラピュタ」のような岩壁であった。

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2008年10月 9日 (木)

コモドオオトカゲ

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今年6月、インドネシア・コモド諸島取材に行ってきた。

世界一潮流の強い海域と呼ばれるコモド諸島は、時間帯によって川の様に潮流が奔り、海底を自転車ほどのスピードで流される、今まで経験したことのないダイビング体験までさせて貰った。

潮が流れはじめると、海底は大小様々な魚たちで溢れかえり、賑やかな事この上ない状況。潮流の早い場所独特の暗い雰囲気がなく、明るい、賑やかな海底が気持ちを落ち着かせてくれる、楽しいダイビングロケーションであった。

さて、コモド諸島と言えば、なんと言ってもコモドオオトカゲ。生き物好きの私だが、爬虫類は苦手科目。水中カメラから一眼レフを取り出し,ヘッピリ腰でトカゲを撮影に行ってみた。

地元ガイドの説明によると、コモドオオトカゲは世界最大のトカゲ、その口の中には10種類以上の毒性のあるバクテリアが繁殖しており、噛まれると10日ほどで敗血症になり、死に至るそうだ。何だ、毒蛇と同じじゃないか!

コモドオオトカゲは水牛や鹿など、哺乳動物をエサにしているそうだが、直接襲って食べてしまうのではなく、お尻辺りにチョコッと噛みつき、唾液の中のバイ菌で相手が敗血症を起こし弱るまで、ズーッと跡を付けていき、抵抗力の無くなったところで食べてしまうそうだ。ターミネーターのように恐ろしい動物である。

ますます、ヘッピリ腰になって撮ったコモドオオトカゲの若者の写真を紹介しよう。まだ、人間で言うところの中学生位の奴だ。陸上の生物は苦手だ。

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2008年10月 5日 (日)

アメリカンモーターホーム

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ついにキャンピングカーを買ってしまった。

正確にはアメリカンモーターホームと呼ぶ、大型のキャンピングカーだ。これに乗って、日本各地津々浦々の海を撮影に訪れようという魂胆である。

今まで、煮詰めきれなかった生態撮影も、この車を海辺の基地にして、じっくりとチャレンジできるのが嬉しいね。
皆さん、旅先で出会えたら、応援お願いします。

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2008年10月 1日 (水)

ミナミハコフグ・ベイビー

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山口県の青海島で出会ったミナミハコフグの赤ちゃん、体長1.5センチ。

南オーストラリアのオルネイトカウフィッシュには派手さで負けているが、なかなか綺麗、かつ可愛い奴じゃぁござんせんか。

レンズの前でホバリングしていると思ったら、急にフジツボの間に口を突っ込んで、何かをムシャムシャ。
大豆ほどの小さな生き物が、一生懸命生活している姿を見られるのは、昆虫と水の生き物が絶好のフィールドだね。

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