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2008年4月17日 (木)

シルバーバンク

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Ashes and Snow
の新バージョン撮影の為、ドミニカ共和国の北80海里にあるシルバーバンクに撮影に行ってきた。

シルバーバンクと言うと、お爺さん・お婆さんが集まっている人材派遣会社の様だが、オットドッコイ!?ホエールウォッチングの名所なのだ。
この海域、冬春の期間、大西洋北部に棲むザトウクジラが集まり、子育てや繁殖をする処として、昔から知られている。

ドミニカ共和国北岸にある観光地プエルト・プラタから120フィートの大型ダイビングボートで約12時間、見渡す限りの大海原の中にシルバーバンクはあった。
40海里×40海里ほどの海域が平均水深20m程の深さになっており、その海底にキノコのように造礁サンゴが作り上げた暗礁が密集している不思議な海なのだ。

名前の由来は、その昔、スペインのガレオン船が、南米の国々から金銀財宝をかっぱらって帰国の途中、この浅瀬に乗り上げ、あえなく沈没。
船からこぼれた銀貨で浅瀬が銀色に輝いて見える程であったとの事。ちょっと大げさかなー? 

肝心のクジラの方は、時期的には遅いシーズンではあったが、ザトウクジラの母子連れ(カウカーフ)が相当な数、潜んでおり、面白い撮影が出来た。
まぁ、その出来は、先々で公開される
Ashes and Snow展でごらんになって頂きたい。

可笑しかったのは、何の目印もないシルバーバンクに、ランドマークとも呼べるような日本の貨物船が1981年以来座礁、放置されていた事だ。
キンセイマルと皆が呼ぶ、その座礁船は赤サビだらけになった無惨な姿を曝しながらも、クジラ探しに励むホエールウォッチャーたちの絶好の目印となっていた。
不況にあえぐ、今の日本にはシルバーより赤サビの方がお似合いのようだ。

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