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2005年10月12日 (水)

HDV

今日はちょっと専門的な話をしよう。

ちょうど昨年の夏頃、ソニーから家庭用ハイビジョンカメラが発売になった。

そのカメラはHDVと呼ばれるハイビジョン規格を撮影できる物で、軽敏性や価格の面からも革命的なカメラであった。

僕は7年程前から放送用のハイビジョンカメラを入れた水中カメラを製作し、テレビ番組撮影等に活用してきた。

放送用のハイビジョン、HD−CAMの作り出す映像画質は絹のように密で滑らか。

素晴らしい画質であった。

しかし、その大きさ、重さは気軽に水中撮影に持ち出せるような機材ではなく、大規模な撮影取材の時のみ持ち出せる道具になっていた。

「もっと気軽に水中ハイビジョン撮影をしたい」という願いに答えるように民生用HDVカメラが発売になったわけだ。

早速、水中カメラメーカーと協力しこのHDVカメラを水中に持ち込めるよう水中ケースの製作に取りかかったのが去年の10月。

数ヶ月の試行錯誤を経てメーカ技術の結晶が実りプロトタイプの水中カメラケースが完成した。

年末年始にかけ、待ちかねたようにホームグランドである伊豆の海に持ち込み、テスト撮影に明け暮れた。

小振りで、一人でも簡単に扱えるHDV水中カメラは海の中でも遺憾なくその性能を発揮し、素晴らしい映像を作り出してくれた。

私見ではあるが、HD−CAMとHDVの画質比較では100点対75点ほどの差が感じられるが、その小回りの良さ、気軽さなど

を考えに入れるとHD−CAMと互角に勝負できる水中カメラに仕上がったと思っている。

同時に編集用に導入したマッキントッシュG5ノンリニア編集機とタッグを組んで初めての水中HDVハイビジョンテレビ番組を作り出す事もできた。

これからはプロもアマチュアも同じ機材を使いながら撮影の技を競う、油断のならない時代が始まるのだろう。

「艱難汝を玉とす」の言葉を心に精進しよう。

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