2012年1月13日 (金)

「日本百の海物語」第一弾 プチお出かけ南紀 後編

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夕刻、白崎海洋公園のダイビングを終え、40kmほど南下。
和歌山県みなべ町に到着。
ダイビングサービス「サンマリン」の店前にハイマーを停める。

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みなべの海では、深海の花・オオカワリギンチャクを見るのが第一目標。「サンマリン」のボス、酒井さんに連絡を取り、海の状況などを聞く。

オオカワリギンチャクは美しいレモンイエローの蛍光色をもつイソギンチャクの仲間。大きさは7~10cmほど。

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通常は水深100m程の海底に群生するが、みなべでは何故か水深40mの海底に花開いている。

翌朝、酒井さんにダイビングガイドの李さんを紹介してもらい、早速ボートダイビングに出発。

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李さんは海の生物知識も豊富で、なかなか頼りになる若者。

ショップから車で数分の堺漁港から漁船で10数分沖合に走り、アンカーを打つ。
そこは海のど真ん中、海面に露頭しない岩礁(シーマウンテン)に潜る。岩礁の急傾斜に沿い、潜っていくと斜面に大きな岩が見えてきた。

不思議なことに、その岩の上を中心にオオカワリギンチャクが群生している。

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周囲を見渡しても、そこだけにしか見かけることができない。

水深40mの薄暗い海底にパッとレモンイエローの花が咲き乱れる様は美しいだけでなく神秘的。ただし、水深が深いので長居は禁物。

そうそう、李さんが全長2cmほどの小さな個体も見せてくれた。どうやら繁殖期にはオオカワリギンチャクの口の部分から小さな子供を吐き出して子孫を増やすらしい。

見てみたいねー。

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手早く撮影を済まし、水深10m前後のアンカー近くに戻る。

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減圧を兼ね、岩礁に棲む魚たちの撮影をしていると、比較的珍しいアカネキンチャクダイを見つける。
この魚はキンチャクダイとキヘリキンチャクダイの交雑種。

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いわば他種間にできた不義の子・ラブチャイルド。

その他、巣穴から顔をのぞかせているタテガミカエルウオを見かけました。
そして、そのタテガミカエルウオの横からコガシラベラの子供が泳ぎ出てきた。

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タテガミカエルウオは草食なので小魚が怖がらずに接近できるみたいだね。
なめられたもんだ!
フリソデエビも好物のヒトデをムシャムシャと毟り食い。

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黒潮が運んできた熱帯の息吹が感じられる海底であった。

「サンマリン」の酒井さんやスタッフの皆さん、ガイドの李さん、皆さんのおかげで楽しいみなべロケハンができました。

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今度は番組かついで潜りに行くよー。

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2012年1月10日 (火)

「日本百の海物語」第一弾 プチお出かけ南紀 前篇

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今年の新ブログ企画「日本百の海物語」第一弾として昨年の10月末に出かけた南紀ダイビングプチお出かけ物語前篇を書き下ろしします。
写真イッパイ付き。

隊員はカミさんの美由紀隊員と愛犬ミューズ隊員の計3名。
伊豆の基地からハイマーモーターホームで出発、沼津から東名高速を一路西へと向かいました。
何しろこんな大型の車両、運転できるのは私一人なので、疲れたらすぐ休憩、安全第一・スケジュール無しの気まま旅。

第一夜は東名高速岡崎ジャンクションから伊勢湾岸道に入り、刈谷ハイウェイオアシスに入り車中泊。

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オアシス内にある天然温泉「かきつばた」でこわばった筋肉をほぐし、ハイマー後部にある2m×2mの大型ベッドで3人川の字で熟睡。

翌日は伊勢湾岸道から新名神高速、名神高速、近畿自動車道、を乗り継ぎ阪和自動車道の紀の川SAでもう一泊。このSAは和歌山市の美しい夜景が見通せる、お気に入りの車中泊ポイント。

翌朝さらに南下し湯浅ICで高速を降り、白崎海洋公園に向かった。
この辺りの海は、今から20年以上前、三菱重工が作った納品前の「しんかい6500」がテスト潜水をする様子を記録映画用に水中撮影するため訪れて以来2回目の訪問だ。

細い山道を抜け、やっと海岸線に辿り着いた。結構に山深い地形だ。
白崎はその名の通り真っ白な石灰岩の切り立った海岸。

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その昔、セメント用の採石場だった場所に作られた不思議なダイビングスポットだ。
周囲の展望台から見下ろすと、まるで円形劇場のように見える。

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突然の訪問に優しく応じてくれたスタッフ原田君のガイドで北側と南側の2ポイントを案内してもらう。

残念ながら前日、強い北風が吹き、北側の海岸はまだ水の汚れが治まっていない状態。
透明度4~5mの海底ではこれと言った撮影はなかったが、風陰の南側はかなり面白かった。

まず最初に目に入ってきたのはカサゴ。
この時期がカサゴの繁殖期である関係か、水深6~10mの海底にある大きな転石のそこここには必ずカサゴが鎮座していた。
気のせいかもしれないが、着底しているだけでなく、浮き袋の浮力を使って体を縦位置に浮かせ、中性浮力で立ち泳ぎ状態のカサゴを多数見かけた。
伊豆の海でも、昔はこの立ち泳ぎカサゴを沢山見かけたような気がするが、最近はほとんど見かけなくなった。僕のカン違いかな…。

もう一つカサゴの話題。
伊豆に棲むカサゴ、東伊豆で見かけるカサゴは体色が色濃く、色彩も赤味が強いが、西伊豆で見かけるカサゴは白っぽく、体色が薄い気がする。
口の悪い連中は西伊豆のブスカサゴなどと呼んでいる。

この白崎の海底では西伊豆タイプのカサゴを見かけていたが、ふと岩陰を覗くと色濃い東伊豆タイプのカサゴと西伊豆タイプが同居していた。

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これはどういう意味…魚類学者たち。

ダイビング終了間際の浅場でクロアナゴを発見。
なんと、釣り針に掛かっており、苦し紛れに暴れていた。
早速、針を外してやろうと近づいたら、素早くスタッフの今井君が捕まえ、針を外し、逃がしてしまった。

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助けたクロアナゴに感謝され、竜宮城に招待してもらおう作戦失敗。

ダイビング終了後、この海で見られる魚たちの話を聞こうと、お茶を飲みながらガイドの原田君に話を聞いていると、最近撮影した名前の判らない魚のプリント写真を見せてくれた。

体長6~7cmの尾びれが円形の魚…、あとで調べてみると、どうやらサビクダリボウズギスモドキという珍魚のようだ。
おいおいおい!そんな魚まで現れるのかよ…この海は。

たった1日のダイビングであったが、白崎海岸のエーゲ海のような風景、紀伊水道を出入りする豊富な海洋生物相等々、今後も要注意な海のリストに登録。

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2012年1月 3日 (火)

新年餅つき大会

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明けましておめでとう。
恒例の新年餅つき大会、今年もやりました。

良いお天気で良かったー!
2000年のお正月から始めたこの餅つき行事、今年で11回目。

最初のころに比べるとつき上がる餅の品質が格段。今年も愛知県の春日井から餅つき指導に来てくれた原田さん、本当にありがとうございました。

そして、毎年この餅つき大会に参加し、盛り上げてくれる皆様、ありがとう!!

2011年は天災、人災散々な年でしたが、2012年はより力強く、より慎重に、より優しく日本の海を潜っていきたいと思います。

皆さんよろしくね。

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2011年12月31日 (土)

もうすぐ新年

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もうすぐ新年が明けます。

あけましてオメデトウございます。

ブログ更新、ながらくご無沙汰しておりました。

2011年、今年は、おそらく日本人全員が

今までの生き方を考え直す年になったように

感じます。

えっ、政治家は変わっていない・・・そうですね、

たぶん政治家たちは変わったのではなく、

本性を現したのでしょう。

これからは、総ての事を自分で考え、自分で

判断することが大切になると思います。

年末に築23年になる伊豆のログハウスを

大整備しました。

屋根瓦のペイント、ログウォールの研磨、

塗り直し、天窓の交換 etc・・・。

とっても綺麗なログハウスにカムバック

しました。

2012年、ヒゲアザラシは頑張るよ!

車庫に停めてあるハイマーモーターホーム

を駆って、日本全国津々浦々を去年以上に

潜り歩くつもりです。

このブログもキャンピングカー潜り旅

「日本百の海物語」の現地レポート中心に

進める予定です。

更新が週刊か月刊ペースになりますが、

面白話満載で更新を目指します。見てね!!

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2011年9月23日 (金)

インドネシア水中生物シリーズ2  これぞココナッツオクトパス

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初めてココナッツオクトパスに出合ったのは

インドネシア・バリ島西端のシークレットベイ

の海底。

和名・メジロダコと呼ばれるこのタコは知能レベル

が高く、ともかく眺めているだけでも退屈しない

生き物なのだ。

通常、砂地など平らな海底に棲み、巣穴を作る

素材に固執する性格を持っている。

一番のお気に入りは、人間が捨てたヤシの

実の殻なのだが、それが無い時は貝殻、割れた

ガラス瓶、空き缶などなど。

固執すると云う意味は、ひとたび外敵に

襲われると巣の場所は放棄するが、

巣の「建材」であるガラクタを全部抱えて

逃げる事なのだ。

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でっかな貝殻や割れガラスなどを吸盤で

股間に隠し、走って逃げる。

その姿は抱腹絶倒、爆笑必至、あまりの

可笑しさに撮影しているこちらが溺れそう

になる。

しかし、やっぱり納まりが良いのは、名前

の由来のようにヤシの実の殻のようだ。

日本にもいるよ。

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